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趣旨と概要

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プログラムの趣旨

日独共同大学院プログラム」とは、日独の大学が大学院博士課程の教育研究を共同で行い、プログラムに参加する学生が出身大学において博士号を取得することを支援するものです。2007年9月から2017年8月までの期間、独立行政法人・日本学術振興会(JSPS)とドイツ研究振興協会(DFG)の支援に基づき、東京大学総合文化研究科とハレ大学との間で集中的な学生・教員の相互派遣と共同セミナー・国際シンポジウムが実施されました。今後は、大学院総合文化研究科の博士課程教育プログラムとして設置された「日独共同大学院プログラム」科目を中心に、ドイツのパートナー大学等との間で以下のプログラムを実施していきます。

  1. 博士課程学生の派遣
    本プログラム登録者は、東京大学大学院総合文化研究科とドイツ協定校とのあいだで締結された学術交流協定に基づき協定大学に滞在します。海外滞在や博士論文執筆のための海外調査に対しては、東京大学ドイツ・ヨーロッパ研究センターの海外滞在旅費の援助を受けることができます。
  2. 複数指導教員体制
    プログラムに参加する学生は、出身校の指導教員に加えて、パートナー校の指導教員による研究指導を受けることができます。教員の相互派遣によって、パートナー校の教員による集中講義も行なわれます。
  3. 共同セミナー
    共同セミナーや国際会議の開催を通じて教員、学生間の緊密な交流が行なわれ、共同研究課題(学際的市民社会研究等)に関する共同研究も進めます。2019年から2020年にかけて、ドイツ・ギーセン大学およびイギリス・バーミンガム大学との間でワークショップやシンポジウムの開催が予定されています。また2019年10月には中国北京大学ドイツ研究センターおよび韓国中央大学校ドイツ・ヨーロッパ研究と共同で、第4回DAAD東アジアセンター会議を北京で開催します。

よくある質問

登録編

  1. 日独共同大学院プログラム科目の単位(6単位)を博士課程の修了必要単位(20単位)に含めることはできますか

    →できません。日独共同大学院プログラム科目の単位は、博士課程の修了必要単位に追加的に履修してください。
  2. ドイツ語ができなくてもプログラムに登録することはできますか

    →本プログラムは、ハレ大学への留学を中核としたプログラムであり、高度なドイツ語運用能力の獲得も目的のひとつとなっています。事情により例外を認めないわけではありませんが、研究上、ドイツ語を必要としない方の登録は基本的には勧めていません。
  3. 休学中でも海外滞在旅費援助を受けることはできますか

    →休学中でも、プログラムの海外滞在旅費に申請することはできます。ただし、休学者は旅費の支払いを受けることはできませんので、援助を受ける時期には復学してください。
  4. 日本学術振興会の特別研究員もプログラム登録できますか

    →できます。日本学術振興会の特別研究員は、特別研究員奨励費と平行して、本プログラムの海外滞在旅費援助を受けることが可能です。
  5. DAAD等、他の留学奨学金との併用は可能ですか

    →プログラム登録中に、他の留学奨学金を受けて留学することは可能です。ただし、留学にともなう休学期間中は、本プログラムの海外滞在旅費援助を追加的に受けることはできません。
  6. プログラムに登録すれば、必ずハレ大学に留学できるのでしょうか

    →ハレ大学への留学者は、年間6名程度を想定しています。希望する方は、前年度の募集時(11~12月頃)に海外滞在旅費を申請し、審査を受けてください。
  7. 留学以外でも、ドイツに渡航する場合には、海外滞在旅費による援助を受けられるのでしょうか

    →はい。毎年10月に行なわれるハレ大学での共同学生セミナー、短期の研究調査・史資料収集のために海外滞在旅費を申請することができます。ただし、留学者への援助が優先されますので、短期滞在者への援助額・採用件数は年によって変動するものとお考えください。

留学編

  1. ハレ大学に留学する場合、指導教員はどのように選べばよいのでしょうか

    →ハレ大学のHPに指導教員の一覧があります。指導を希望する教員と実際にコンタクトをとる場合には、日独共同大学院プログラム運営委員会(日本)を通してください。なお、ハレ大学第一哲学部の教員であれば、一覧に掲載されていない教員であっても指導をお願いできる可能性があります。これに該当する場合は、日独共同大学院プログラム運営委員会(日本)にとくに早めにご相談ください。
  2. ハレ大学に留学する場合、指導教員はいつまでに選べばよいのでしょうか

    →長期滞在旅費を申請する際には、ハレ側のコーディネーターに留学希望時期と希望する指導教員がすでに伝えられている方が望ましいでしょう。
  3. 留学手続きはいつから始めればよいのでしょうか

    →留学開始(4月もしくは10月)の3ヶ月前には、ハレ大学に必要書類が提出できるよう準備してください。海外渡航に必要な書類は提出書類ダウンロードでご確認ください。
  4. どのような立場で留学することになるのでしょうか

    →総合文化研究科とハレ大学第一哲学部とのあいだで結ばれた学術交流協定ならびに学生交換のための覚書に基づいて、Gaststudent ohne Abschluß(博士号を取得しない留学生)として学籍登録することになります。学振特別研究員の方は、Gastwissenschaftlerとして滞在します。その場合、単位取得、学生寮、語学プログラムの参加等々において、協定による留学者とは扱いがかなり違いますのでご注意ください。
  5. ハレ大学以外の大学に長期滞在することはできますか

    →できません。ただし、研究調査・資史料収集のために他都市に短期間滞在することは可能です。日独の指導教員とよく相談し、両者の了解をえた上で調査日程を組んでください。
  6. 学生寮に入ることはできますか

    →協定による留学者は、留学手続きと同時に申請すれば入ることができます(家族用の寮もあります)。ただし、学振特別研究員は学生寮に入寮することはできません。研究員用の宿泊施設への入居仲介を依頼することはできます。
  7. 留学先のハレ大学で語学プログラムはありますか

    →あります。協定による留学者は、事前に手続きを行なえば、ハレ大学の提供する語学プログラムに参加することができます。学振特別研究員は、基本的にはこの語学プログラムには参加できません。近郊のヴィッテンベルクに語学学校がありますので、希望する方はそこでの受講をご検討ください。
  8. 研究室はありますか

    →プログラム参加学生用の共同研究室があります。基本的に、個人のノートPCを持ち込んで使うことになっていますが、ドイツ側の好意により、現在、日本からの留学生用としてPC3台が用意されているそうです。

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